寒くなるとアツアツのおでんを食べたくなる

冬の寒い時期になると次第に存在感が増してくる「おでん」ですが、もちろんおでんはコンビニで売っているものばかりではありません。
家庭料理としておでんを作ることもできますし、サラリーマンたちの集まる「おでん屋台」もあります。

そんな誰もに親しまれている「おでん」ですが、地域によって出汁や具材にかなり違いが出ることはご存知でしょうか。
そばやうどんなどのように、関東風は「濃いめ」、関西風は「薄目」の味付けになっているのはおでんでも実は同じなのです。
他にも、関西ならではのおでんネタ、東北ならではのおでんネタ、中部、九州、沖縄……と、各地によっておでんの特色は大きく異なるのです。
そういったおでんを、各家庭でアレンジしながら、家庭料理として楽しめるのも、一つの魅力かもしれません。

家庭でおでんを作る場合は準備に並ではない手間が必要なところが難点ですが、時間と手間をかけた分、じっくりと団らんしながら楽しめるおでんが出来上がります。
おでんの場合は、肉や魚など主役となる食材がないことが、一番の特徴といえるでしょう。
逆にいえば、おでんの主役となるのはそこに使われる食材すべてともいえ、おでんを囲む人が自分の好きに楽しむことができます。

そして、おでんで暖まりながら日本酒を楽しむことも、大人の楽しみの一つですよね。
おでんに様々な違いがあるように、日本酒にも非常に多くの種類があります。
おでんに日本酒はぴったりの組み合わせですが、おでんの地域性に合わせて、チョイスする日本酒を変えてみるのも面白いでしょう。
それぞれのおでんの特徴を見ながら、それに抜群の相性を発揮できる日本酒を、いくつかご紹介します。

様々なおでんの違いを知った後は、やはり地元のおでんを楽しむのが一番です。
身近な場所にあるおでん屋台に出向いて、そこに集まっているサラリーマンと一緒に、お酒とおでんを囲むのも一つの楽しみですね。
移動式の屋台で風情を楽しみながらおでんを食べることもできますし、あくまで「屋台風」のおでん屋さんで、豊富な種類の日本酒をお供におでんを食べることもできます。
コンビニでいつも見かけるおでんも良いですが、そこだけではわからない多様なおでんの特色を知ってみましょう。
これまでは知らなかった、いろいろなおでんの楽しみ方を見つけられるのではないでしょうか。
これからますます寒くなる時期に、おでんが欲しくなったときのヒントにしてみてください。

 

おでんと相性のよいお酒

 

寒い時期になると食べたくなる「おでん」ですが、そこでお供になるお酒が欲しくなるもの。
おでんと一緒に飲んで相性が良いお酒といえば、やはり日本酒でしょう。
日本酒ならば、冷やはもちろん熱燗、ヌル燗と、温度も幅広く楽しむことができます。

おでんでも種類が多いのは、湯豆腐や厚揚げ、がんもどきといった「豆腐ベース」の具。
しっかりと生地に出汁がしみこんで、じわっと旨味を楽しめるものです。
そんな豆腐類には、ハクレイ酒造の「京女」がおすすめです。
とろりとした甘味のある「京女」ならば、なめらかなお豆腐類と高い相性を発揮できます。

また関西風のおでんなら、「牛すじ」が大きな存在感を持っていますよね。
そんな関西風のおでんには、広島のお酒「賀茂鶴」がぴったりの相性です。
賀茂鶴は辛口ですが柔らかさもあるお酒ですので、濃い味の牛すじとも抜群の相性があります。

おでんのメインに練り物を据えるのならば、「菊正宗」は鉄板のお酒です。
練り物の柔らかい旨味にぴったりで、どこか安心感を感じられる組み合わせですね。
熱燗で合わせれば、熱々のおでんの旨味を存分に楽しめることでしょう。

そして、おでんといえば「大根」も欠かせませんね。
出汁をじっくりしみこませた大根は、関東風のおでんでも、関西風のおでんでも必須の存在です。
そんな大根には、宮城の「伯楽星」がおすすめです。
余韻が残るお酒なら、味がしっかりとしみこんだ大根と合わせてベストな組み合わせになることでしょう。

家庭でおでんを作る場合もそうですが、どんな具をメインに据えるかによって相性の良いお酒も変わってきます。
おでんにどんなお酒を合わせるか、これもおでんを楽しむときの一つのポイントといえるかもしれませんね。

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